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『人は自然から遠ざかるほど病気に近づく』
「医学の父」として名を知られる古代ギリシャの医師ヒポクラテスの言葉です。

私たちは「自然」と「人間社会」を切り離して考えがちですが、もともと人間も自然の一部であることを忘れてはいけません。
自然の調和がとれた環境を維持できてはじめて、私たちが安全に健康に暮らせる未来が作れるのです。
しかし、ヒポクラテスの言葉に逆らうように文明の発達と共に自然離れは進み、また自然環境の破壊も進んでいます。
それは私たちの生きていけない環境を自ら作り出しているのと同じです。

「自然」とは、「植物」のある環境です。
人を含めすべての「動物」は、対極にある「植物」との相互関係によって生命を維持しています。
植物のちからは偉大です。
食物連鎖の原点でありすべての命の源である植物。その植物を育む森こそがすべての生命が生きていくのに最適な環境なのだと私たちは考えています。

しかし、文明が発達した現代。すべての人が森で暮らすわけにはいきません。
だから『森のちから』を生活の中に活かすために何が必要なのか？それを私たちは考え続けています。

私たちは、間伐材や未利用材を原料に植物の有益な成分を再活用し、『森のちから』を生活に取り入れることで人と自然が共存できる豊かな未来を目指します。
また活動を通じて地球と人、すべての生命に最適な環境をつくることを使命としています。